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仕事ができない残念な人の共通点を考えてみた

仕事ができない残念な人の共通点を考えてみた

どんな組織にも仕事ができない残念な人はいますが、ここで言っている「仕事ができない残念な人」の定義を先に伝えると、スキル云々じゃなく、社会人としての能力が低い人のことで、仕事をお願いするのに躊躇しちゃうような人、一緒に仕事したくないな〜って思う人のことを言っています。

いわゆる「無能な働き者」。
無能な働き者のフレーズは、とある有名なドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトが語ったとされる「ゼークトの組織論」で4つに分類される人間のタイプの1つ。彼曰く、有能な怠けものは司令、有能な働き者は参謀、無能な怠け者は兵士にすべきと言っています。では、無能な働き者はどうするのかと言えば、排除せよと。それほどまでに、無能な働き者は集団に害をもたらし、全体に不利益をもたらすと。ビジネスに置き換えると、判断が間違っているのに自発的に動くのでトラブルを起こす可能性を秘めていて、上司からすると、監視しておかないと大きな問題に発展しかねないと感じる要注意人物。

僕が思う、無能な働き者の特徴

  • 何度も同じミスをする(改善できない)
    1度や2度なら許容だが、注意したとて、物事の本質を理解していない、理解ができないため改善されることはない
  • 確認をせず、勝手に判断し進める
    やる気があるので自発的に取り組むが、無駄な仕事をしていたり、逆に仕事を増やすことがある
  • 能力に合わない仕事をする
    自分の能力を適切に判断ができないので大きなトラブルが起きたり、周りからの評価がさがる
  • 仕事を安請け合いしすぎる
    頼られたことへの優越感で、深く考えずに自分でできる仕事の量を見誤り、仕事を抱えすぎて品質がさがり、評価もさがる

5つの共通点をみつけた

以前の職場で「仕事ができない残念な人(無能な働き者)」に何人も出会ったので、いろいろ分析をしてみると、ある5つの共通点があることに気がつきました。

プライドが高い

自己分析ができていなく、自分は仕事ができる!と過信している傾向があり、他人からのアドバイスを受け入れない。自分のミスであっても認めず、言い訳が先にでて、自分の立場が悪くなると平気で嘘をつく。そして、自分よりも年下の立場にある人に対して偉そうに振る舞っている(先輩風を吹かす)。という特徴があると感じます。

空気が読めない

自己中心的とも言えるが、会議中に突拍子もない発言をしたり、急ぎの対応が必要なときに、仕事を他人に任せ、自分は小一時間も雑談で席を外し、連絡がとれなくなるなど、他人の感情や視点を理解する能力が低く、相手の立場に立って考えることが難しい。という特徴があると感じます。

受け答えが長い

質問の要点を捉えられていないのか、相手が知りたいことは二の次。はい、いいえで答えられる質問でも詳細な説明をしはじめ、場合によっては話が脱線していることにも気がつかない。どんな場合においても詳細に説明することが正義と勘違いをしているコミュニケーションの効率性に欠ける特徴があると感じます。

優先順位が適切に設定できない

仕事を安請け合いしすぎるので、多くのタスクやプロジェクトを同時に取り組もうとし、仕事が散漫になりがちで、自己判断でタスクを先延ばしにしがち。緊急性や重要性の区別がつけられていない。そのため、自分が得意または好きな仕事、催促された仕事から着手してしまう。という特徴があると感じます。

今までの特徴とは違い、優先順位が適切に設定できていないと大きなトラブルを起こす可能性を秘めているので、組織にいる場合は一刻も早く改善の支援をするか、任せる仕事を限定するかなんらかの判断が必要。
でないと、たった一人の行動で会社に大きな不利益をもたらす要因となるので、事前に芽をつぶしておく必要があると思う。

仕事じゃ関わりたくないけど、とにかく人間性は最高

どうせなら「有能な働き者」でチームをつくって成果をガンガン出したいけど、どうしても「無能な働き者」は存在するのが実情。ただ「無能な働き者」はとにかく人間性が良い人が多い気がします。例えば「無能な働き者」は自発的に行動するので、雑務などにも熱心に取り組んだり、リードしてくれたりと、仕事以外で頼りたくなる傾向があります。悪い言い方をすれば「扱いやすい」特徴があると感じます。


組織によって違いはあると思いますが、僕が出会った「仕事ができない残念な人」の共通点を書いてみました。

前職ではマネジメントをしていたこともあり、どうすれば変えられるのか?と、日々色々と試行錯誤しましたが最終的にさじを投げちゃいました。

Photo by Volkan Olmez on Unsplash

バナナは最も優れたUXデザインを実現した果物だった

バナナは最も優れたUXデザインを実現した果物だった

デザイン会社のビートラックスさんが運営するメディア「Freshtrax」で2020年に公開された記事でとても面白いものがあったので紹介します。

CEOであるBrandon K. Hill氏が書かれた記事のようで「バナナは最高のUXだ」というもの。

① 食べる前に洗わなくて良い
② ナイフを使わなくても皮が剥ける
③ 皮を剥くガイドラインが入っている
④ 食べる際に手が汚れない
⑤ 常温保存が可能
⑥ 食べ頃が色でわかる

バナナは最高のUX
バナナは最高のUX – 自然界に学ぶデザイン【バイオミミクリー 】 デザイン会社 ビートラックス: ブログ
皆さんはデザインをする際に、どこからインスピレーションを得るだろうか?他のデザイナーの作品、雑誌広告など、多くは人間が作り出したものからだろう。もちろん人為から教わることは勉強になる。しかし、自然から学ぶ「バイオミミクリー」という方法もここでご紹介しておきたい。

これは「なるほど!」でしかない。これまで何度もバナナを食べてるし、バナナをはじめて知ったときの記憶はないが、今までバナナをUXデザインの視点で考えたことなかった。たしかに最高のUX。

記事中には他にも自然界からインスパイアされた日本の新幹線の話やバイオミミクリーというデザイン手法の話にも触れられているので学びがあります。

自然界にはまだまだヒントがありそうなのと、僕はデザイナーじゃないけど、デザインの仕事に携わる者として、もっと視野を広げて生きていきたいと思えた記事でした。

Photo by Mike Dorner on Unsplash

散歩の流儀

ずっと変わらず好きな「散歩」
自分なりの楽しみ方のお話

ゆるく楽しむ

観光地や商店街を歩くのはもちろん楽しいけど、決まった目的もなく、なんとなく駅から駅の間を歩くのが一番楽しい。「◯◯に行こう」とか「何時までに到着しよう」とか、細かいことを決めず自由気ままに歩く。

遠回りしたり、寄り道したり、好奇心の赴くままに散歩をゆるく楽しむ。

わき道の魅力

わかりやすくて賑わっているのは大通り。でも1本わき道を歩けば、個性的な住宅、塀の上でくつろぐ猫、突然あらわれるご飯屋さん、昭和を感じる看板など、思いがけない発見や出会いがゴロゴロ道中に転がっています。

わき道には歩くからこそ知れるワクワクがたくさん詰まっています。

その一瞬の景色を堪能する

予定を決めた散歩もいいですが、行き当たりばったりを楽しむのが、やっぱり散歩の魅力。行き当たりばったりだからこそ、出会うあれこれが初めてで、それはその日にしか味わえない景色。

車や電車では見ることができない景色だからこそ、新鮮さや驚きがある。


いつもの帰り道、少しだけ違う道を歩けば
新鮮な気分を味わえて、新しい発見があるはず。