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バナナは最も優れたUXデザインを実現した果物だった

デザイン会社のビートラックスさんが運営するメディア「Freshtrax」で2020年に公開された記事でとても面白いものがあったので紹介します。
CEOであるBrandon K. Hill氏が書かれた記事のようで「バナナは最高のUXだ」というもの。
① 食べる前に洗わなくて良い
バナナは最高のUX
② ナイフを使わなくても皮が剥ける
③ 皮を剥くガイドラインが入っている
④ 食べる際に手が汚れない
⑤ 常温保存が可能
⑥ 食べ頃が色でわかる

- バナナは最高のUX – 自然界に学ぶデザイン【バイオミミクリー 】 デザイン会社 ビートラックス: ブログ
- 皆さんはデザインをする際に、どこからインスピレーションを得るだろうか?他のデザイナーの作品、雑誌広告など、多くは人間が作り出したものからだろう。もちろん人為から教わることは勉強になる。しかし、自然から学ぶ「バイオミミクリー」という方法もここでご紹介しておきたい。
これは「なるほど!」でしかない。これまで何度もバナナを食べてるし、バナナをはじめて知ったときの記憶はないが、今までバナナをUXデザインの視点で考えたことなかった。たしかに最高のUX。
記事中には他にも自然界からインスパイアされた日本の新幹線の話やバイオミミクリーというデザイン手法の話にも触れられているので学びがあります。
自然界にはまだまだヒントがありそうなのと、僕はデザイナーじゃないけど、デザインの仕事に携わる者として、もっと視野を広げて生きていきたいと思えた記事でした。
Photo by Mike Dorner on Unsplash
2025年1月